HOME介護ニュース〜2006年9月13日

介護関連ニュース
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■2006年9月

・9月13日
読売新聞:新聞:高齢者などの安否、都が水道使用状況で「お知らせ」
  • 東京都水道局は来年3月から、独り暮らしの高齢者などの安否を確認できるよう、家族に水道の使用状況を電子メールで知らせる「みまもりサービス」を試験的に始める。

     電気ポットやガスを利用した同様のサービスは実用化されているが、水道は全国初。都では試験結果を見て事業化を目指す方針で、ほかの自治体への広がりも期待できそうだ。

     このサービスは、1時間ごとの水道使用量を記録できる電子メーターを高齢者宅に設置し、PHS端末を使ってデータをメール送信する仕組み。「見守られる人」は東京23区内在住に限られるが、「見守る人」はどこにいても携帯電話やパソコンで受信できる。

     1日1回、決められた時間に前日の使用状況が届くようにするだけでなく、炊事や入浴などの特定の時間帯を指定し、水が使われなければ直後にメールが送られるような設定もできる。都水道局のホームページから過去の時間別の使用状況をさかのぼって確認することもでき、生活パターンの変化から異常を読み取ることも可能だ。

    (2006年9月13日13時31分 読売新聞)

■感想
 なるほど〜。便利なお知らせですね。水道使用状況から高齢者の安否を確認!!!か・考えもつきませんでした(汗)。

 家族が当人に毎日連絡をとることも出来るわけですが、本当に毎日連絡出来るか?と言われると難しかったりします。これは高齢者の家族を持つものとして、実体験として感じる事です。

 かと言って毎日誰かに訪問を頼むわけにもいかず・・。

 なのでこれは一つのツールとして便利だと思います。

 余談ですが、私の学生時代の同級生はある難病を抱えていました。絶対に安静が必要、毎日の投薬が必要、それらを少しでも怠ると死んでしまう難病でした。

 彼女は高校卒業後、進学のため家族の反対を押し切り、一人暮らしを始めました。

 そして薬の飲み忘れが原因(らしい)で、一人暮らしをスタートさせてしばらく経った後、亡くなりました。

 彼女が家族と同居していたら、こういう結果にはならなかったのかもしれません。でも、彼女は自由を求めて外に出たのだと思います。

 もしも彼女が生きている間、こんなサービスがあったなら、と思います。

 まあ、例えあったとしても彼女は高齢者ではないし、利用もできなかっただろうけれど、でももし利用できる立場にあったなら、と考えてしまいました。

 こういうサービスを、心の通っていない味気ないサービスだと言ってしまえばそれまでです。

 水道利用状況だけでも確認できれば、家族にとってはひとつの安心が得られると思います。画期的なサービスだと私は思います。

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