HOME介護ニュース〜2006年9月04日

介護関連ニュース
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■2006年9月

・9月04日
読売新聞:ピロリ菌の感染経験者、胃がんリスク5―10倍に

  • ピロリ菌に感染したことがある人は、そうでない人よりも胃がんの発症リスクが約5〜10倍高いことが、厚生労働省研究班(研究責任者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の大規模調査で明らかになった。

    ピロリ菌が胃がんの原因になることはすでに分かっているが、感染によってどの程度リスクが上がるかは、分かっていなかった。29日、横浜市で開かれる日本癌(がん)学会で発表する。

     研究班は、40〜69歳の男女約4万人から血液を提供してもらい、ピロリ菌の感染の有無と、その後15年間の胃がん発生との関連を分析した。

     その結果、期間中に512人が胃がんを発症し、うちピロリ菌感染者は94%だった。一方、胃がんにならなかったグループでは75%で、感染者の胃がんリスクは非感染者に比べて5・1倍高かった。

     ただ、胃がんの前段階である委縮性胃炎まで進行すると、ピロリ菌もすめなくなる。こうした潜在的な感染者も含めると、感染者の胃がんリスクは10・2倍に相当するという。

     今回の分析を担当した笹月静・同センター予防研究部室長は「ピロリ菌の除菌という予防法も広まっているが、胃がんが予防できるという確実な証拠はまだないので、現段階では生活習慣の改善や検診を勧めたい」と話している。

    (2006年9月4日21時11分  読売新聞)



■感想
 高齢者の方と多く関わっていると、ピロリ菌の話題はよく出ますよね。胃がんとの関連をよく話します。

そして今回のこのニュース(汗)!

最後の、笹月氏の、
「ピロリ菌の除菌という予防法も広まっているが、胃がんが予防できるという確実な証拠はまだないので、現段階では生活習慣の改善や検診を勧めたい」
という言葉をよく覚えておこうと思います。うーん、ピロリ菌除去にすごく興味のある人もいるんですが・・果たしてどうなんでしょう?

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